はじめまして。
数ある競馬関連サイトの中から『競馬予想Style』にお越し頂き、ありがとうございます。
突然ですが、いまこのサイトに来ていただいたあなたは競馬初心者の方でしょうか?
もしくは、競馬歴が長いベテランの方でしょうか?
いずれにしても、インターネットで情報を集めているような方ですから、競馬場で床に座り込んで酒を飲んでいるおじさんではないですよね?(汗)
マナーって大事ですから、最低限マナーのある人にこのサイトを使っていただきたいなと思っているので確認させていただきました。
それでは、私の自己紹介をさせていただきます。
もくじ
自己紹介
私は2002年12月から競馬を見始めているので、競馬歴は約19年になります。(2021年時点)
馬券を買い始めてからは約11年くらいです。
ちょっとプライベートをお話しすると、今は自営業でネットショップの運営や輸入業をやっています。
とはいえ、2016年2月までは都内のIT関係会社に勤務していました。いわゆる普通の会社員だったわけです。
当時は仕事が中心の生活で、なかなか競馬に使う時間もとれない日々を送っていました。
(もちろん今も仕事中心ですけどね!)
最初はあまり深く考えていませんでしたが、いつしか適当な馬券ばかり買っていて、損失をどんどん増やしていってしまいました。
競馬情報会社の失敗
とにかくこれではいかんと思って、最初にやったことは藁にも縋る思いでスポーツ新聞に掲載していた怪しい競馬情報会社への登録でした。。
今思えば本当に馬鹿だなと思いましたが、当時は登録料500円だけで万馬券が取れるなら安いじゃん!って本気で思っていました。
結果は一度も的中することなく、最初の情報提供が終了。
すると担当の営業マン(?)みたいな人から電話が来ました。
ちょうど今週は利用者だけの極秘情報が入ります。追加入金をしてください。
と。
既に負けているだけに断ればよかったのものの、負けて終われないから後に引けなかったのだと思います。
一度でも万馬券が取れれば、せめてこれまでの情報料は取り返せる!!と意気込んで追加入金・・・
結果はこれまた的中することなどなく、その時点でスッパリと足を洗いました。
詐欺だと思ったけど
当時は興奮していたこともあり、「あの詐欺会社め!!」と恨んでいました。
一方、少し時間が経って冷静になってみると、そんなスポーツ新聞に載っていて誰でも参加できるような情報でみんな万馬券が取れたら、そもそも万馬券が発生しなくなるなと思ったわけです。
オッズの仕組みにもなりますが、みんな同じ情報を持ってみんなが同じ馬券を買ったらオッズは下がります。
全員が全員その情報を持っていないにしても、そんなに旨味のある馬券にはなりません。
というより、これは競馬の大前提ですが、どんな情報を持っていても競馬に絶対はありません。
確かにJRAが清廉潔白、何の汚れもなく公正な競馬をやっているとは、正直言って思いません。
とはいえ、流石にいわゆる八百長的なことは物理的に不可能であって、つまり「絶対に当たる情報」とか「絶対に儲かる馬券」なんて分からないわけです。
そこに気付いてからは競馬情報会社が詐欺なんじゃなくて、それに依存してしまった自分が悪かったと今では反省しています。
(そういった組織が横行しているのは許せませんが、もう触れる気はありません。)
最初に確立した競馬予想スタイル
そこで考えたのは、自分だけの競馬予想スタイルを確立して、自分の力で稼げる馬券の買い方を構築しようということでした。
そうは言っても急に変わることはできないので、とりあえず本屋にでも行って何かしら競馬のノウハウ系の本から吸収しようと思い立ちました。
そんな状況だったのが2012年初めの頃です。
ちょうど年始だったこともあり、やはり年の初めは何かと新しいことにチャレンジしたくなるもの。
そこで出会った競馬本が「単複馬券」に関する本でした。
この単複馬券という買い方こそ、私が最初に実践した競馬予想スタイルになります。
つまり、予想は本命馬1頭に絞り、本命馬の単複馬券を的中させることを目指した馬券の買い方です。
また、この時に自分の中で確立した信念があります。
競馬予想の基本は勝つ馬を当てること
この考え方は今でも大事にしています。
とはいえ、です。
出会ったと言っても、文字通り単勝と複勝をセットで買うだけの馬券。誰にでも買えます。
初めは「これで儲かるのか?」という気持ちも正直ありましたが、もはや今までの自分の買い方では、馬券で利益をあげるのは不可能と判断。
素直に、そしてシンプルに単複馬券を買うことを始めてみました。
それからは自分が本命にした馬だけに注目して観戦するようになり、今までとは違う競馬の楽しみ方が出来る様になりました。
単複馬券の良さは何点かありますが、一番良かったと思っていることは、たった1回レースを見ただけでも、自分が買った馬のレースぶりがどうだったのかを覚えられることです。
これ、長く競馬予想をやっていると、結構重要なファクターになってきます。
自分だけの脳内データベースが確立されていくので、例えば出馬表を見ただけで即決できる場合もあります。
勝てば当然快感ですが、負けても次回買えるのかどうかの参考になります。
その情報はどんな新聞や雑誌にも載っていない、自分だけの情報となります。
自分の知識量と情報量が増えてくることによって、より的中する確率が上がります。
単複馬券とはいえ、中穴くらいの馬が勝てば単勝も10倍を超えることがあります。
基本的には複勝によってある程度の資金は回せるので、収支は改善しました。
そして2014年には単複馬券をベースにすることで初めて年間黒字を達成することができました。
次に取り組んだ競馬予想スタイル
次に取り組んだのは単複馬券から発展して、本命馬の単勝と対抗馬への馬単1点、これを中心に馬券を買い始めました。
競馬予想の基本は勝つ馬を当てること
これは単複馬券を買っていた時からずっと格言にしている言葉です。
つまり、本命馬が1着になる予想こそ、競馬予想の基本だと考えています。
ですから、単勝馬券が中心となるのは自然ですよね。
そして、対抗馬への馬単を1点で買う。
当然、的中率は決して高くありませんが両方的中できた時のリターンはそれなりに見込めます。
この時に新たな信念を確立しました。
負けるときは小さく負けて、勝つときは大きく勝つ
これは競馬に限らず、ある意味投資全般に言えることかもしれません。
なぜこの境地に至ったのか、それはまた別の記事で書きますが、これも長年の経験から生まれたことです。
2017年の競馬予想スタイル
とはいえ、買う馬券が両方とも「単」系馬券なので、とにかく的中率が低下しました。
的中しても堅い決着と言う時もあり、そこまで結果に結びつかず。
私の中では失敗に終わったと反省しています。
それも経験しなければ分からないことですし、「負けるときは小さく負けて、勝つときは大きく勝つ」ことに気付けたことは大きな収穫でした。
考え方は変えず、「負けるときは小さく負けて、勝つときは大きく勝つ」を突き詰めることにしました。
そこでたどり着いたのが「3連複フォーメーション」です。
まず、「小さく負ける」にはそもそもの投資額を小さくするしかありません。
逆に「大きく勝つ」には万馬券がキーワードとなり、すると3連複か3連単の選択になっていきます。
確かに3連単の方がリターンが大きいので「大きく勝つ」には最も適していますが、どうしても点数を増やさなければ万馬券の的中は難しく、「小さく負ける」に適さない券種だと思いました。
そこでたどり着いたのが3連複で、中でもフォーメーションを使うのが点数を絞るのに効率的だと考えました。
少し詳しくお話しすると、私の3連複フォーメーションの買い方はこのようになります。
3連複フォーメーション
1列目:◎〇
2列目:◎〇▲
3列目:▲△
この買い方だと、例えば「1着▲2着△3着〇」という本命が飛んで単穴が勝つという真逆の着順でも的中になります。
つまり、もし本命か対抗が飛んでも、対抗が3着以内に入ればOK。
そして単穴が3着以内に入り、残りの印の馬が1頭くれば的中になります。
競馬予想の基本は勝つ馬を当てること、と言っていましたが、それがプレッシャーになって本命馬が飛んだ時ににっちもさっちも行かなくなったことでこの考え方に至ったとも言えます。
この買い方のメリットは、点数が絞れる割に選べる馬が多いと言う点です。
もちろん、△が2頭以上来た時点で外れですが、流石にそれは予想が外れなので、仕方なしです。
2016年の後半から実践し始めたので、実質2017年はここからスタートしました。
自分だけの競馬予想スタイルを確立しよう!
長々と書いてしまいましたが、私はこのサイトを通じて自分自身の競馬予想スタイルを貫き、
それに基づいた予想や馬券を発信していきます。
それが必ずしも正解だなんて思ってもいませんし、今後も馬券の買い方は変わっていくと思います。
馬券の買い方に固執したり、適当な予想をするのではなく、どれだけ自分のスタイルを貫いて競馬予想ができるか、
そしてその結果として的中という結果に到達するか。
ここを目指して日々競馬に取り組んでいます。
このサイトの最大のテーマ
自分だけの確固たる競馬予想スタイルを確立し、判断力・決断力・資金力を養う
これが私の中での大きなテーマです。
人の予想に依存せず、自分の競馬予想で稼げる馬券の買い方を磨くことで「馬券力」が向上します。
私の中で馬券力とは、こう思っています。
馬券力=情報量×判断力×決断力
事前に情報収集することで判断材料を用意しておき、当日の馬体重や馬場状態、パドックの様子で判断を行い、そして予想を決めて馬券を決める決断を行う訳です。
このプレセスは他の分野でも役立つスキルだと思っています。
つまり、馬券力を養うことはビジネスでも必要な情報収集力・判断力・決断力を養うことだと気付き、今はとても大事にしています。
そして馬券で得た収入を新たな投資に回し、「自分力」を上げることこそ、私が競馬というツールを活用して取り組んでいる理由になります。
例えば馬券で稼いだお金で美味しいものを食べたり。
ちょっと高い洋服を買ってみたり。
普段行かないような場所に行ってみたり。
そういった「ちょっとした刺激」を与えてくれるための資金として馬券で稼いだお金を使えたら、これほど自分にとってプラスになることはありません。
だからこそ、馬券力を養うことは単純に結果だけを追い求めることではないですし、一方で結果を出すことは自分への投資ができるチャンスだから必要なことだという想いを持っています。
最後に
恐らく、中央競馬(JRA)がなくなることは、少なくとも私が生きているうちはないと思います。
つまり、一生かけて競馬を楽しむことができます。
そんな素晴らしいエンターテイメントを一生楽しむためには、やはり馬券でプラス収支にしなければ資金が回りません。
私は自営業をしていますから余計に感じますが、継続するためにはお金が回っていないとやりたくても出来ません。
時代が変化するように、競馬も競走馬のレベル、競馬場の傾向、騎手の実力、常に変化しています。
どんな変化にも対応できるようにするには自分自身の競馬予想スタイルと、それに基づいた馬券の買い方を確立するのが一番です。
その軌跡と取り組みをこのサイトで発信していき、少しでも私と同じような悩みや課題を持っている方の参考になれば幸いです。