いよいよトライアルやステップレースも本格化してきて、G1戦線に向けて重要な時期になってきましたね。
皐月賞トライアルの弥生賞は過去にマカヒキやヴィクトワールピサ、ロジユニヴァース、アドマイヤムーン、そしてディープインパクトといった数々の名馬が勝っていることでも有名なレースですね。
個人的には今までの競馬史の中で最も好きな馬であるナリタトップロードが勝利したことが印象的で、初めて競馬を観始めた年のエイシンチャンプなんかも良く覚えているレースです。
とはいえ、今年のメンバーを見ると抜けた馬がいない存在で本番に直結するか微妙なところではないでしょうか。
何となく、カミノタサハラやコスモオオゾラが勝利した年のような波乱含みの気がしているので、馬券的に妙味がありそうです。
ということで、弥生賞の予想をしていきます!!
もくじ
弥生賞の予想
まずは弥生賞が行われる中山競馬場芝2000m(内回り)の特徴をおさらいしておきしょう。
弥生賞のコース解説
弥生賞は中山芝2000m(内回り)で行われます。
スタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端となっています。
スタートしてすぐに最後の直線の急坂を向かえるため、そこまでペースが速くならない印象がありますね。
最初の1コーナーまでの距離は約405mとなっており、比較的隊列は決まりやすい傾向にあります。
1~2コーナーの中間までは上り坂で、その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦となっています。
3~4コーナーはスパイラルカーブなので器用さが求められ、この適正は皐月賞においても重要な要素となるでしょう。
最後の直線距離は310mで中央4場の中では最短。
さらに中山名物となっている、ゴール前に高低差2.4mの急坂があります。
小回りで直線も短いため、内枠の先行馬が有利というのが基本条件となるコースです。
弥生賞の予想印
それでは、競馬予想Styleの予想印です。
◎コマノインパルス
〇グローブシアター
▲ダンビュライト
△ベストアプローチ、ダイワギャグニー
注目馬の根拠
◎コマノインパルス
本命はコマノインパルスにします。注目馬でもピックアップしましたが、葉牡丹賞ではレイデオロに僅差の2着と好走しており、前走の京成杯を勝利。
中山芝2000mの適性があるのは明解で、皐月賞に向いているタイプと言えるのではないでしょうか。
鞍上の田辺騎手も今年は調子が良さそうなので、正攻法の競馬で勝ち切ってもらいたいところです。
〇グローブシアター
キャリアは浅いものの、前走のホープフルSで好走したグローブシアターを対抗にします。
シーザリオ産駒はリオンディーズがいますが、小回りは向いていない馬のような印象がありましたが意外と好走していましたし、グローブシアター自身は前走が同条件なだけに舞台としては悪くないでしょう。
鞍上に川田将雅騎手を起用できており、賞金的にもここは権利を取りたいはず。
▲ダンビュライト
この記事を書いている土曜日の18時時点で単勝オッズは二桁台のダンビュライトが単穴。
朝日杯こそ大敗したものの、これまでの実績の割に人気薄になっているのが妙味ですね。
中山コースの経験がないものの、血統的にはやれそうな感じがしますので人気薄の今回は狙い目ではないでしょうか。
鞍上は引き続きルメール騎手が騎乗するのも好材料です。
他では最内枠に入ったベストアプローチが気になるところです。
前走は6着に敗れたものの勝ち馬とはそこまで差のない競馬。戸崎騎手が鞍上で内枠に入ったのが好材料なので改めて見直してみます。
馬券の買い目
・単複馬券:◎コマノインパルス
・3連複フォーメーション
1列目:◎〇
2列目:〇▲
3列目:▲△
・3連単フォーメーション
1列目:◎
2列目:〇▲
3列目:〇▲
小頭数なので印も絞っていますが、人気が割れていることも合って的中したらそれなりの配当が付きそうですね。
ちょっとした波乱を期待しています。
まとめ
今年の弥生賞は皐月賞への参考レースというより、馬券を取るという意味でも楽しめそうではないでしょうか。
牝馬はソウルスターリングが抜けている印象ですが、牡馬路線はまだまだ分かりませんので、注目したいところですね。